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2024年2月
カナダSMR（軽水炉）
「サスクパワー社とGEH社、SMR開発の推進で合意」サスクパワー社とGEH社は、BWRX-300 小型モジュール炉（SMR）の開発推進に関する契約を締結した。本契約により、サスクパワー社とGEH社は、BWRX-300の設計、燃料調達、製造に関する専門知識の共有、プロジェクト計画における協力が可能となる。
サスクパワー、World Nuclear News
米国SMR（マイクロリアクター）
「米DOE、オクロ社のAurora燃料製造施設の安全設計戦略を承認」米国エネルギー省（DOE）は、アイダホ国立研究所（INL）にあるオクロ社のAurora燃料製造施設の安全設計戦略(SDS:Safety Design Strategy)を承認した。
オクロ
ロシア高速炉
「SCC、2026年にBR-1200型原子炉蒸気発生器の試験を開始予定」シベリア化学コンビナート（SCC、TVEL社の一部）は、鉛冷却高速炉BR-1200原子炉プラント蒸気発生器の小規模モデルの試験を2026年4月に開始する予定である。
インテルファクス、Atomic Energy 2.0
ロシア溶融塩炉
「MCC、溶融塩研究炉プロジェクトの予備設計ステージを完了」2023年、鉱山化学コンビナート（MCC）は、溶融塩研究炉（IZhSR）プロジェクトの予備設計ステージを完了した。
MCC、Atomic Energy 2.0、Ria.ru
ロシア新型炉燃料
「ロシア無機材料研究所、新型燃料用窒素製造装置を開発」ロシアの無機材料研究所（VNIINM）は、鉛冷却高速炉BREST-OD-300用のウラン・プルトニウム混合窒化物（MNUP）燃料生産を可能にする窒素同位体分離技術の実験設備を拡張した。
Nuclear Engineering International
米国SMR（軽水炉）
「ホルテック社、環境における炭素の増加に歯止めをかける新しい原子力・太陽光複合発電所設計を発表」ホルテック社は、SMR-300 小型モジュール炉（SMR）と太陽熱システムHI-THERM HSPの両方を使用する新しい設計の発電所を発表した。
ホルテック・インターナショナル
仏国原子力政策
「欧州の原子力大国フランス、原子力発電が力強さを取り戻す」2024年1月、フランスの原子力発電所の稼働率は79％に上昇し、少なくとも過去5年間で最も多くの原子炉が使用可能になった。
Bloomberg
チェコ原子力政策
「EDF社とKHNPがチェコの拡大された新たな原子力入札の候補に」チェコ共和国の新たな入札（ドコバニ原子力発電所の5号機と6号機、テメリン原子力発電所の3号機と4号機が対象）への変更の決定は、ウェスチングハウス社、EDF社、韓国水力・原子力会社（KHNP）が、ドコバニ原子力発電所に原子炉を建設するための入札を提出した後に下された。ウェスチングハウス社の入札は要件を満たしていないとして、EDF社とKHNPに新たな拡大された条件での入札の提出を求めた。
World Nuclear News、Nuclear Newswire、Reuters、AP通信
ドイツ、米国医療用RI
「Eckert & Ziegler社がLu-177、Ac-225の供給契約を締結」Eckert & Ziegler（エッカート＆ジーグラー）社は、Nucleus RadioPharma社にLu-177とAc-225を供給することで合意した。
Health Imaging
米国SMR（マイクロリアクター）
「オクロ社、アイダホとオハイオで進展報告」オクロ社は南部オハイオ多様化構想（SODI：Southern Ohio Diversification Initiative）と締結した土地契約に基づき、オハイオ州南部の土地を購入するオプションと優先交渉権を得た。一方、アイダホの原子炉計画支援施設の安全設計戦略（SDS）は米国エネルギー省（DOE）によって承認された。
World Nuclear News
ポーランドSMR（軽水炉）
「ポーランドのSMRプラントの環境影響に関する報告書の作成が進展へ」オーレン・シントス・グリーン・エナジー（OSGE）社は、ポーランドのマウォポルスカ州スタビ・モノフスキエで計画しているBWRX-300小型モジュール炉（SMR）プロジェクトについて、同国の環境保護総局（GDOŚ）が環境報告書の範囲を発行したことを受け、環境調査と立地調査を開始できるようになった。
World Nuclear News、オーレン・シントス・グリーン・エナジー
韓国、米国、英国溶融塩炉
「HD現代社、ビル・ゲイツ氏のテラパワー社と洋上原子力発電開発を推進」HD現代社傘下の韓国造船海洋（KSOE）社、テラパワー社、英コアパワー社は、溶融塩炉の共同開発の可能性に関する技術交流会を開催した。
BusinessKorea
IAEA（国際原子力機関）新型炉燃料、HALEU
「未来への燃料供給：SMRと先進炉のための燃料サプライチェーンの構築」IAEAによれば、小型モジュール炉（SMR）及び次世代原子炉開発で高アッセイ低濃縮ウラン（HALEU）燃料需給が焦点となっている。欧州では自己生産が必要とされ、米国はHALEUコンソーシアムで生産増強を見込む。HALEUに加え、TRISO-HALEU燃料も新技術に適用され、ビジネスケース構築が進む。
IAEA
カナダ原子力政策
「オンタリオ州、グリーンボンドに原子力発電プロジェクトを組み入れる」オンタリオ州金融庁は、グリーンボンドの枠組みを更新し、原子力発電プロジェクトを含めることにした。
The Globe and Mail
米国SMR（マイクロリアクター）
「INL、NANOニュークリア・エナジー社独自のマイクロリアクター「ODIN」の概念前審査を完了」NANOニュークリア・エナジー社は、アイダホ国立研究所（INL）が同社のマイクロリアクター「ODIN」設計の概念設計前審査を完了したと発表した。
NANOニュークリア・エナジー
英国SMR（溶融塩炉）
「MoltexFLEX社、グラファイトと溶融塩の相互作用に関する研究を発表」MoltexFLEX社は、マンチェスター大学との共同研究で、溶融塩がグラファイトにどのように浸透するかを調査した。
World Nuclear News
ロシアSMR
「ロスエネルゴアトム社、ヤクーツクの小型原子力発電所の運営組織に」ロスエネルゴアトム社（ロスアトム社の電力部門）は、正式にサハ共和国（ヤクーツク）の小型原子力発電所（SNPP）の運営組織となった。
ロスアトム
欧州SMR
「欧州SMR産業同盟が発足」欧州委員会は、2040年までに温室効果ガス排出量をさらに削減し、2050年までに気候中立を達成することを最終目標とする拘束力のない勧告とともに、小型モジュール炉（SMR）に関する欧州産業同盟を正式に発足させた。
World Nuclear News、NUCNET
中国SMR（軽水炉）
「中国の小型モジュール炉ACP100に設置された外側ドーム」中国核工業集団公司（CNNC）は、海南省のACP100 小型モジュール炉（SMR）プロジェクトで格納容器の外側ドームを吊り上げ、プロジェクトが進捗中である。
CNNC、World Nuclear News
ロシア、インド原子力政策
「ロシアとインド、原子力協力の拡大について協議」ロシアとインドは、クダンクラム原子力発電所の建設に関する政府間協定の新しい議定書に署名した。
World Nuclear News、ATOM Media、Atomic Energy 2.0
プエルトリコSMR
「プエルトリコでSMRが経済的に実現可能との研究結果」非営利団体の実現可能性調査により、小型モジュール炉（SMR）はプエルトリコで実現可能であることが判明した。
World Nuclear News
米国、英国SMR（軽水炉）
「ウェスチングハウス社と英国コミュニティ・ニュークリア・パワー社、AP300小型モジュール炉の導入で協力」英国初の民間資金による原子力発電所が、4基のAP300小型モジュール炉（SMR）を備えティーズサイド地域に建設される予定である。このプロジェクトを推進するコミュニティ・ニュークリア・パワー社は、2030年代初頭までに稼働させることを目標に、AP300を供給する会社としてウェスチングハウス社を選定した。
ウェスチングハウス、World Nuclear News、The Telegraph
米国・スロベニア原子力政策、SMR
「米国のプロジェクト・フェニックスがスロベニアのSMR研究を支援」米国務省のプロジェクト・フェニックスは、スロベニアの石炭から小型モジュール炉（SMR）への発電所移行を支援する。
World Nuclear News
米国SMR（マイクロリアクター）
「TRIGAインターナショナル社、MARVEL燃料の製造を開始」TRIGAインターナショナル社は、米エネルギー省（DOE）のMARVELマイクロリアクター・プロジェクト用の燃料製造を開始した。
DOE NE局、World Nuclear News、Nuclear Newswire、Nuclear Engineering International
米国高速炉
「テラパワー社、Natrium炉ベンダーの第2ラウンド契約を締結」テラパワー社は2月7日、Natrium高速炉実証プロジェクトを支援する5つのサプライヤーを選定したことを発表した。
テラパワー
米国原子力政策
「NASA、月面原子炉プロジェクトの設計段階を終了」NASA（アメリカ航空宇宙局）は、核分裂炉による月面発電プロジェクト（Fission Surface Power project）の初期段階を完了した。
Interesting Engineering、NUCNET、Nuclear Engineering International
米国新型炉燃料
「シリンダー不足がセントラス社のHALEU計画に打撃」セントラス社は、エネルギー省（DOE）との契約で見込んでいた900kgの高アッセイ低濃縮ウラン（HALEU）供給がサプライチェーンの課題により困難になる見通しである。同社は、シリンダー不足で一時的な遅れが予想されるが、2024年11月までに900kgのHALEU UF6を納入することが不可能となった。
World Nuclear News
仏国、オランダSMR（溶融塩炉）
「Naarea社とThorizon社がMSRで提携」Naarea社とThorizon社は、欧州における溶融塩炉（MSR）の開発を推進するための戦略的パートナーシップ契約を締結した。
World Nuclear News
北マケドニア、スロベニアSMR、原子力政策
「北マケドニアとスロベニア、米英とSMR建設について協議」北マケドニアとスロベニアは、小型モジュール炉（SMR）の設置プロジェクトについて、アメリカおよびイギリスと協議していると、両政府が発表した。
Balkan Green Energy News
英国SMR（軽水炉）
「ウェスチングハウス社、民生用原子力プロジェクトへの参入機会に関するシンポジウムに英国のサプライヤーを歓迎」ウェスチングハウス社は2月9日、6日と7日に開催された英国サプライヤー・シンポジウムに130社を超えるベンダーの代表者が参加したことを発表した。
ウェスチングハウス
英国SMR、溶接技術
「シェフィールド・フォージマスターズ社、電子ビーム溶接で原子力発電に革命を起こす」シェフィールド・フォージマスターズ（Sheffield Forgemasters）社は、小型モジュール炉（SMR）部品の製造時間を150日からわずか2時間に短縮する新しい溶接方法を開発した。
BNN
英国SMR（軽水炉）
「ウェスチングハウス社、AP300の英国での許認可手続きを開始」ウェスチングハウス社は、英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省（DESNZ）に対し、AP300 小型モジュール炉（SMR）の包括的設計認証審査（GDA）に入るための承認申請書を正式に提出した。
ウェスチングハウス、World Nuclear News
米国SMR
「ワイオミング州ジレット、小型原発建設の拠点化をアピール」ジレット市のシェイ・ランドバル市長は、同市に小型モジュール炉（SMR）製造施設を誘致することを望んでいる。
Cowboy State Daily
英国SMR
「EAC、SMRに関する政府の方向性を明確にする必要があるとの懸念を表明」英国議会の環境監査委員会（EAC）は、エネルギー安全保障・ネットゼロ担当国務長官に宛てた書簡の中で、英国のエネルギーミックスにおいて小型モジュール炉（SMR）が果たす役割について、より明確な政策を求めた。
英国環境監査委員会（EAC）
エストニアSMR、使用済燃料
「フェルミ・エネルギア社、使用済燃料処分の技術プロバイダーとしてディープ・アイソレーション社を選定」エストニアの小型モジュール炉（SMR）開発会社フェルミ・エネルギア社は、使用済み燃料処分の技術プロバイダーとしてディープ・アイソレーション社を選定した。
フェルミ・エネルギア
ベルギー医療用RI
「パンテラ社、バイエル社とAc-225供給契約を締結」パンテラ社は、製薬大手バイエル社と2024年後半からのAc-225供給に関する契約を締結した。
Nuclear Newswire
米国SMR（溶融塩炉）
「テラパワー社MCREのRIPB（Risk-Informed Performance-Based）セーフティケース」サザン・カンパニー社のチショルム氏が、テラパワー社の溶融塩炉実験（MCRE）のセーフティケース開発をANSのRP3C（Risk-informed, Performance-based Principles and Policy Committee）で発表した。
Nuclear Newswire
米国SMR、その他
「サリー郡、1300人以上の雇用を約束する原子力データセンター・キャンパスを承認」グリーン・エナジー・パートナーズ社は、ヴァージニア州サリー郡から、国内初のデータセンターと水素燃料ハブを組み合わせた施設を建設するための区画整理の承認を得た。サリー発電所に隣接するこの64億5000万ドルのプロジェクトには、データセンターに電力を供給するための3基の小型モジュール炉（SMR）が含まれる。
The Smithfield Times
英国SMR、放射性廃棄物
「SMR導入には廃棄物問題への配慮が必要とCoRWMが指摘」英国の放射性廃棄物管理委員会（CoRWM）は、小型モジュール炉（SMR）や先進型モジュール炉（AMR）が開発・導入される際に、放射性廃棄物管理の優先順位を改善することを望んでいる。委員会は、投資、さらなる開発、建設、運転のためにどの技術を選択するかを検討する際に、使用済み燃料と放射性廃棄物の管理の問題を検討すべき、と勧告している。
英国放射性廃棄物管理委員会（CoRWM）、World Nuclear News
米国原子力政策
「バージニア州上下両院、SMR開発促進法案を承認」バージニア州上下両院は、小型モジュール炉（SMR）の開発促進法案を承認した。
Virginia Mercury
米国原子力規制
「ANS、RIPB設計基準に関するNRCとの公開会合を求める」米国原子力学会（ANS）は、Risk-Informed, Performance-Based（RIPB）を組み込んだ初の原子炉設計のための初の自主的合意規格であるANSI/ANS-30.3-2022を発表した。安全性確保のための決定論的とリスクベースの手法を提供し、原子力規制委員会（NRC）に承認を求める。
Nuclear Newswire
米国新型炉燃料
「GNF社、U-235濃縮度8%までの燃料の認可を取得」原子力規制委員会（NRC）は、グローバル・ニュークリア・フュエル（GNF）社に対し、ウラン235を8％まで含む燃料の製造、出荷、性能分析を許可した。
World Nuclear News、Nuclear Newswire
ロシア高温ガス炉、新型炉燃料
「ロスアトム社、高温ガス炉燃料の原子炉試験で機能性を確認と発表」2022年に始まった研究では、高温ガス炉用の新しい燃料が成功裏にテストされた。ロスアトム社は、重原子の燃焼度11-12％を達成し、高温環境下での機能性を確認した。2024年から2025年には照射済み燃料の研究を計画し、高温ガス炉プロジェクトは水素関連の投資プロジェクトの一環として進行中である。
ロスアトム、ATOM Media、Atomic Energy 2.0、World Nuclear News
米国新型炉燃料
「GLE社のレーザー濃縮、2024年の実証に向け順調」グローバル・レーザー・エンリッチメント（GLE）社のジョイント・ベンチャー・オーナーであるサイレックス社(51%)とカメコ社(49%)は、SILEXウラン濃縮技術の商業化プログラムの加速活動の継続を可能にするGLE社の2024年度の操業計画と予算を承認した。
サイレックス・システムズ、World Nuclear News
インド原子力政策
「インド、260億ドルの民間原子力投資を募集」政府筋2人がロイターに語ったところによると、インドは、二酸化炭素を排出しない電源からの電力量を増やすため、原子力部門に約260億ドルを投資する民間企業を募る予定だという。
Reuters
南アフリカ高温ガス炉
「ミニ原子力発電所は南アフリカの電力不足を補えるか？」南アフリカの原子力技術企業ストラテック・グローバル社は、HTMR-100として知られる高温モジュラー炉の改良型を設計した。
AFP通信
米国SMR（溶融塩炉）
「米DOEとケイロス・パワー社、新しいパフォーマンス・ベースの固定価格マイルストーン契約を締結」米エネルギー省（DOE）とケイロス・パワー社は、テネシー州でのヘルメス試験炉の完成を確実にするため、技術投資契約を締結した。
ケイロス・パワー
米国SMR（軽水炉）
「失敗したCFPPは、将来の新規原子力発電の成功への道を開くことができる」UAMPSのメイソン・ベイカー最高経営責任者（CEO）は、アイダホ・エネルギー委員会に対し、頓挫したカーボン・フリー・パワー・プロジェクト（CFPP）の教訓が、コスト超過保険など、米国での原子力発電導入に向けた新たな支援策にどのようにつながるかについて語った。
Post Register
IAEA（国際原子力機関）SMR
「SMR規制フォーラム・フェーズ3報告書の発行」IAEAは、小型モジュール炉（SMR）規制フォーラム・フェーズ3報告書を公表した。
IAEA
オランダその他
「ULC-エナジー社、国際バルク海運の脱炭素化に向けた原子力利用に関する調査を完了」ULC-エナジー社は、世界的な鉱業会社BHP社の委託を受け、商業用海運船舶の燃料に原子力を利用することの実現可能性を評価する研究を完了した。
ULC-エナジー、World Nuclear News
韓国SMR
「韓国、SMRの鋳造事業を強化へ」韓国政府は、2024年に小型モジュール炉 i-SMR設計の開発と輸出のための予算を約4,900万ドルに大幅に増額し、2023年に割り当てられた約520万ドルから急増する。
The Korea Economic Daily
IAEA（国際原子力機関）SMR
「IAEA会合、SMR普及のためのインフラ整備と加速の可能性を検討」約30カ国の専門家が先週ウィーンで会合を開き、現在のSMR・AMRとマイクロリアクターの状況について議論し、その展開を加速する方法を探った。
IAEA
米国高速炉、新型炉燃料
「フラマトム社、テラパワー社のNatrium高速炉用燃料交換装置（fuel handling equipment ）で協力へ」フラマトム社の子会社であるフラマトムU.S.ガバメント・ソリューションズ社は、テラパワー社のNatrium高速炉で使用される機器の設計段階での受注を発表した。
フラマトム
英国SMR（軽水炉）
「英国政府はEDF社と、ヘイシャムでのミニ原子力発電所新設に向けて協議中」英国政府は、EDF社のNUWARD SMR設計を英国に導入する計画の一環として、ヘイシャム原子力発電所の不動産取得の可能性についてEDF社と協議中であると報じられている。
Lancaster Guardian
ベルギー、オランダSMR（溶融塩炉）
「トラクテベル社、MSR開発でThorizon社を支援」オランダ・フランスの新興企業Thorizon社とトラクテベル社は、Thorizon One溶融塩炉（MSR）を推進するための3年間の戦略的パートナーシップを締結した。
トラクテベル、World Nuclear News
フィリピンSMR
「フィリピン、革新的なSMR技術を使って1,200MWの原子力発電容量の追加を目指す」フィリピンのエネルギー省（DOE）は、エネルギーミックスの多様化を図る戦略的な動きとして、最先端の小型モジュール炉（SMR）技術を活用し、2032年までに原子力により発電した1200MWeの電力を送電する野心的な計画を発表した。
Daily Guardian
ロシア高速炉
「ロスアトム社、2024年にMBIRの燃料棒の生産を開始予定」ロスアトム社は、ウリヤノフスク州ディミトロフグラードの国立原子炉科学研究所（RIAR）で建設中の多目的高速中性子研究炉MBIRについて、2024年に燃料棒の生産を開始する予定と発表した。
ロスアトム、ATOM Media、Atomic Energy 2.0
韓国、米国核燃料、新型炉燃料
「KHNPとセントラス社、核燃料供給に関するLOIに調印」韓国水力・原子力会社（KHNP）は、核燃料の安定供給を確保するため、米国の核燃料・サービス企業であるセントラス・エナジー社と同意書(Letter of Intent: LOI)を交わした。
The Korea Economic Daily、World Nuclear News
ロシア高速炉
「ロシアのMBIR、2027年に稼働予定」ロシアの多目的高速中性子研究炉MBIRは、2027年に運転開始予定である。150MWtの高速中性子研究炉で、原子力産業の先進的研究基盤を提供する。
Nuclear Engineering International
韓国原子力政策
「韓国、原子力研究開発に30億ドルを計上」韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は、原子力の研究開発プロジェクトに4兆ウォン（30億ドル）以上を費やすことを約束した。
Nuclear Engineering International
カナダ原子力政策
「カナダ、原子力ファイナンスを可能にするプログラムで初の債券を販売」2月27日、カナダは、原子力エネルギーへの資金利用を認める改正グリーンボンド枠組みの下で40億カナダドルの債券を売却した。
Bloomberg
ドイツ原子力政策
「政策が「崩壊」したドイツの原子力復活を求める声」ドイツは、次期総選挙に向けた初期の世論調査が正しければ、脱原発からわずか2年での原発復活を視野に入れる可能性がある。世論調査によれば、中道右派のキリスト教民主党（CDU）は、1月に宣言に署名した後、国内の原子力発電資産の復活を支持しており、来年の選挙では30％程度の票を集める可能性がある。
Montel